かつてジェームス・ブライ ス James Bryce は、シカゴを ’恐らくアメリカの中でも最もアメリカ的な街’ と称しました。1800年代初頭に、西部と東部沿岸の都市とを結ぶ小さな居留地として開かれたシカゴは、近代化のるつぼとなり、また郊外居住者のライフスタイルといったものを産み出しました。1871年の伝説的な大火から、1920年代のギャングたちが牛耳っていた開放的な自由市場まで、シカゴは文化、教育、経済の中心地として発展してきました。

シカゴの壮大なスカイラインは、フランク・ロイド・ライトFrank Lloyd Wrightの設計による邸宅から、110階建てのシアーズタワーSears Towerといった現代建築で占められています。金融の中心地であることは疑いの余地もなく、ダウンタウンのthe Loopは数多くの大企業の本社所在地となっており、またいくつかの主要な取引市場も抱えています。

シカゴは知能と教育の地でもあります。シカゴ大学 University of Chicago、イリノイ・シカゴ大学 University of Illinois-Chicago、デポール大学 DePaul University、ノースウェスタン大学 Northwestern Universityなどの一流の教育機関が集まっています。芸術に関しても、有名なシカゴ美術館 Art Institute of Chicago、オリエンタル・シアター Oriental Theatre, シカゴ現代美術館 Museum of Contemporary Artなどを擁しています。また、演劇でも ステッペンウルフ劇団the Steppenwolf Theater productions, ヴィクトリー・ガーデンズ Victory Gardens, ザ・グッドマン the Goodman, ザ・コート the Court, そしてシェイクスピア・レパートリー the Shakespeare Repertoryに代表される、世界でもトップクラスの文化を発信しています。

シカゴはまた、’セカンド・シティ Second City’或いは’ウィンディ・シティ Windy City’という別名でも知られています。今でこそ人口はロスアンジェルスが上回っていますが、’セカンド・シティ’の名は、かつてシカゴが全米第二の大都市であったことに由来しています。’ウィンディ・シティ’のあだ名は、支持の強さと熱烈さを示す言葉として1969年、シカゴ・デイリーニュース紙によって作り出され、その後新聞等で広く親しまれるようになりました。

多様な人々が集まるシカゴは、音楽でも様々なジャンルをミックスする、坩堝の役割を果たしています。しかし中でも、ジャズとブルースの存在が抜きん出ており、これらの演奏が聞けるナイトクラブも多く、人気があります。シカゴは、’ジャズ’という言葉のふるさととも言われているのです。

シカゴは、食でも人々を満足させています。手頃な値段で美味しい食事を楽しめるお店が沢山あります。シカゴには約7,000件のレストランがあり、インターナショナル料理から、郷土料理、エスニック料理などを供しています。一流店での食事もよし、シカゴ名物のステーキやホットドッグ、ピザなどのシンプルな料理もまた良しです。

究極のアメリカを体験するためには、シカゴは外せません。シカゴにはアメリカの全てがあります。





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